「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」(神戸市中央区北野町1、TEL 078-271-1160)に11月11日、メタセコイアを装飾した巨大なクリスマスツリーが登場した。
同園では現在、「ボタニカルクリスマス」をテーマに、自然素材を使ったクリスマス空間を演出する「古城のクリスマス2023」を展開。園内の剪定(せんてい)枝などを使った高さ6メートルのオリジナルのクリスマスタワー、ヒノキを使った直径3メートルの巨大リース、中世ヨーロッパの古城「ヴァルトブルク城」をモチーフにした展望エリア周辺を取り囲む樹木など、クリスマスイルミネーションで飾る。
園内に植えられている16本の大きなメタセコイアのうち高さ25メートルの一本に、昨年初めて約1000灯の電飾を飾り付けて「森のクリスマスツリー」に仕立て、周辺の木々もライトアップした。今年は電球を約1600灯に増やし、隣接するガラスドームの温室「グラスハウス」エリアも新たにライトアップエリアに加えた。
「森のクリスマスツリー」の楽しみ方について、同園広報担当の米谷弥生さんは「ラベンダー園下から全景を眺める」「ツリーの真下に入り、きらめくメタセコイアの葉の織りなす幻想的空間を楽しむ」「ロープウエーの車窓から神戸の夜景とツリーを一緒に眺める」など、さまざまロケーションを提案する。
期間中、グラスハウスにある「ザ・ヴェランダ神戸」1階テラスに夜景観賞エリアを設けるほか、展望プラザで開催している「神戸クリスマスマーケット」では、ドイツの工芸品やクリスマスグッズなどを販売する。
営業時間・営業エリア・料金はホームページで確認できる。12月25日まで。