「パスタとワインのお店 Piacere!（ピアチェーレ）」（神戸市東灘区森南町1、TEL 078-600-0160）が12月1日、JR甲南山手駅近くにオープンした。

「シェフのおまかせコース」（一例）

　オーナーシェフの河地悠冶さんは大阪のホテルに入社し、調理の技術を磨くため北野のフレンチレストランに入り調理とサービスの技術を学んだという。縁があり、芦屋のイタリアン「BOTTEGA BLU.（ボッテガブルー）」オーナーシェフの大島隆司さんに師事し、ソムリエ資格も取得した。

　店舗面積は約22坪。席数は、テーブル席10席、カウンター席4席で、最大18人の貸し切り利用にも対応する。店内は、木目を基調とした温かみのある内装に仕上げた。来店客にゆっくりと食事を楽しんでもらうため、座席を広く取り、カウンター席にもソファ調の椅子を採用したという。

　ランチメニューは、「Pranzo（プランゾ）」（A＝2,800円、B＝3,200円、C＝4,000円）を用意する。

　夜の単品メニューは、季節の前菜や人気メニューを盛り付けた「本日の前菜盛り合わせ」（2,800円）、姫路のトマト農家「八百ちゃん」のトマトを使った「八百ちゃんトマトのカプレーゼ」（990円）、シェフが試作を繰り返し完成させたという、赤ワイン煮込みをイメージしたミートソースを使った「特製ボロネーゼ」（1,750円）、同店のスペシャリテ「黒毛和牛とイエロートマトのアラビアータ」（1,800円）、ゆっくり炊き上げたアングレーズで作ったバニラアイスなど。お薦めメニューをそろえた「シェフのおまかせコース」（7,700円）も用意する。

　ドリンクは、ワイン（グラス＝660円～、ボトル＝5,280円～）、ビール（770円～）、カクテル（880円～）、ソフトドリンク（660円～）などをそろえる。

　河地さんは「ピアチェーレはイタリア語で『喜び』の意味で、あいさつに使われる言葉。来店してくださったお客さまに対する喜びを忘れないように店名にした。現在25歳でまだまだ未熟だが、たくさんの支えがあって出店できたことを誇りに思う。料理人として、ソムリエとして、お客さまに幸せを提供していきたい」と意気込む。

　営業時間は、ランチ＝12時～15時、ディナー＝18時～22時。月曜定休。