「SANKITA NIGHT PARTY（サンキタナイトパーティー）」が3月22日・23日、阪急神戸三宮駅北側の「サンキタ通り」で開催された。

「三宮阪急前商店街振興組合」と「阪急阪神ビルマネジメント」の皆さん

　「サンキタ通り」を歩行者天国にしてテーブルや椅子を設置し、「開放的な雰囲気でおいしい食事と楽しい音楽を楽しむ」同イベント。主催は地権者を中心とする民間企業と神戸市で組織する「サンキタ実行委員会」で、駅前のにぎわい創出のために「三宮阪急前商店街」（通称「サンキタ商店街」）と「EKIZO神戸三宮」に挟まれた同エリアで2023年4月に初開催。今回が3回目となり、2日間で約600人が参加した。

　今回は「温かいものを提供できるよう」にと初めて調理ブースも設け、「NOWL KOREAN KITCHEN」「花梨麻婆」など同エリアの11店舗が出店。出演アーティストは、2日間でライブ出演が5組、DJ出演が9組。週末の夜に歩行者天国で飲食を楽しむ通行人も、「BIG MOUTH BRASS BAND」などの通りを演奏しながら練り歩くアーティストの姿を見て楽しんだ。

　「サンキタ通りは『ほこみち』（歩行者利便増進道路の略）に指定された自由度の高い通り。隣接する『EKIZO』もテラス席を作っているので有効活用して、このエリアを盛り上げていきたい」と「EKIZO神戸三宮」を運営管理する「阪急阪神ビルマネジメント」沿線営業部の黒塚えのかさんは話す。

　「三宮は阪神・淡路大震災以降に経済が沈んでしまってナイトマーケットもすっかり寂れていたが、やっとここまで盛り上がってきた」と三宮阪急前商店街振興組合の細谷俊雄理事長は期待を込める。「サンキタエリアが神戸の夜の玄関口として親しまれるよう、今後も継続開催していきたい」とも。