「灘おやじラボ」が4月6日、都賀川公園(神戸市灘区千旦通4)で開催される「第29回なだ桜まつり」に合わせて「桜ガイドツアー」を実施する。
定年後の人生を充実して過ごせるよう、地域に一歩踏み出し、新たな発見や出会いを通じて活躍の場を見出すことを目的に活動している同団体。これまでも半年間のプログラムを通じて、水道筋商店街や灘の酒蔵見学など地域のことを知る講座や自主企画を実施。2023年で5期目となり、受講後も自主企画として始めたプロジェクトを継続的に企画するコミュニティー活動が特徴。「灘区案内マップ」作りや「麻袋ワークショップ」などのプロジェクトがあり、今回の「桜ガイドツアー」もその一つ。
今回で2回目となる「桜ガイドツアー」では、阪急王子公園駅前を出発し、なだ桜まつりに会場をゴールとするコースと、イベント会場から王子公園駅へ向かう2つのコースを設定。いずれも、王子公園駅周辺の桜の紹介と水道筋商店街や廃線痕跡など地域の歴史なども紹介する1時間半のコースとなる。当日使う「灘区桜マップ」では、なだ桜まつりの会場でこれまで一般参加者からヒアリングした地域の桜の名所を紹介している。
灘おやじラボ事務局の原田賢明(まさあき)さんは「灘区には桜の名称がたくさんがあるが、これまでまとめたものがなかった。なだ桜まつりで、灘の桜を紹介するパネル展示や桜マップの配布から始めて、情報を更新しながらガイドツアーへと発展した」と振り返る。
開催時間は、王子公園駅前出発コース=10時30分~(定員30人)、桜まつり会場出発コース=13時30分~(同20人)。参加無料。現在、フォームで予約を受け付けている。