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神戸三宮駅前で5商業施設がエール交換 国際会館新会館開業25周年祝う

「ミント神戸」サイネージ「クモイビジョン」に掲載された神戸国際会館へのエール

「ミント神戸」サイネージ「クモイビジョン」に掲載された神戸国際会館へのエール

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 「神戸国際会館」新会館開業25周年を祝う「エール交換」が4月26日~5月2日の7日間、三宮駅前の5つの商業施設で実施された。主催は「神戸三宮『えきまち空間』エリアマネジメント検討協議会」。

新会館開業25周年を迎えた「神戸国際会館」のサイネージでの応答

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 神戸の玄関口である三宮駅前のさらなるにぎわいを創出するため企画された同企画。三宮駅周辺の地権者企業20者と神戸市との官民協働でエリア価値の向上につながるエリマネジメントに取り組む同協議会の発案で、普段はライバルとなる商業施設同士が互いに「エール」を送り合うことで来街者に楽しんでもらおうと初めて実施した。

 同企画のきっかけとなったのは、同協議会有志で2023年に福岡・天神地区を視察した際に同地区でライバル同士の商業施設が周年のタイミングなどで外壁懸垂幕を使ってエールを送り合っていることを知ったこと。日本でも同地区のみが実施していた商習慣を「大きく変わろうとしている神戸三宮駅前でも実施することで来街者にも興味を持ってほしい」との思いから昨年末からの検討の末、実現した。

 神戸国際会館に隣接している「神戸阪急」は「SPICYな三宮に乾杯!」とお祝いのメッセージを3面のサイネージに掲出し、フラワーロードを挟んで向かい合っている「神戸マルイ」は「これからも一緒に三宮地区を盛り上げていきましょう!」と共に盛り上げる意思を示す。国道2号線を挟んで北側に面している「神戸新聞会館」(ミント神戸)は「いままでも これからも ともにあゆんでいきましょう」、地下道を通じて三宮の商業施設をつなぐ「神戸地下街」(さんちか)は「これからも一緒に神戸のまちを盛り上げましょう!」とエールを送った。これに応える形で神戸国際会館は「三宮のみなさま、あたたかいエールありがとうございます。これからも神戸スタイルを発信するランドマークとして、美しくシンプルなライフスタイルをみなさまにお届けしてまいります」とお礼を掲出した。

 同企画の発端となった神戸国際会館総務グループの湯浅美桜さんは「今回の企画で互いに三宮地区を盛り上げる仲間として、より一層一体感が深まったような気がする」と話す。「今後も一緒に協力しながら共に歩んでいければ」とも。

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