動力を持たない手製飛行機のショー型コンテストイベント「Red Bull Flight Day 2024」が5月26日、神戸ハーバーランド高浜岸壁(神戸市中央区東川崎町1)で開催される。主催はレッドブル・ジャパン。
1992(平成4)年にオーストリア・ウィーンで初開催された同イベント。有志で自家製人力飛行機をデザイン・製作した後、飛び込み台からその飛行機が大空へ飛び立てるかどうかを確かめたという。以来、世界各国で180回以上開催され、日本では2015(平成27)年に神戸港新港突堤で初開催。2023年に神戸で2回目の開催を予定していたものの延期となっていた。
今回、日本では9年ぶりの開催となり、国内各地から選出された40チームが参加。人工衛星をモチーフにした「飛び続ける宙の夢」、世界文化遺産の姫路城に翼を付けた「しゃちほこウィング」、干しタコのたこで星まで飛ぶつもりの「干し蛸(たこ)の凧(タコス・グライダー)」など、ユニークな機体名が名を連ねる。審査では、飛行距離だけでなく、機体デザインのクリエイティビティやテイクオフ前に滑走路で行うパフォーマンスも採点対象となり、審査員には赤星憲広さん、呂布カルマさん、ゆりやんレトリィバァさん、高梨沙羅さん、小林陵侑さんなどの有名人も参加予定。
後援団体の一つ、神戸市港湾局の山本耕太さんは「神戸の港ににぎわいを生むこのイベントには期待を寄せている」と話す。「当日は多くの方に楽しみに来ていただきたい」とも。
10時開場、11時30分競技スタート。16時45分終了予定。入場無料。