「078KOBE（ゼロナナハチコウベ）」実行委員会が現在、廃材を使ったドレス作りとファッションショーを行うプログラム「神戸デザイナーズコレクション」の参加者を募集している。

廃材が子どもたちのクリエーションで素敵なドレスに

　映画、演劇、音楽、ファッション、IT、食文化、子ども、教育などのコンテンツを掛け合わせ、都市生活の面白さ、心地よさを追求していく参加型フェスティバルの企画運営を行うため2017（平成29）年に設立した同委員会では現在、実験的・国際的・先進的な取り組みを通じ、未来に向けてふれる都市として発展する神戸の姿を未来に向け発信している。

　同委員会のファッション部門が2021年から行っている同プログラムでは今回、プロのデザイナーやアーティスト指導の下、自宅にある使わなくなった物や廃材を使ってドレスを作ることでデザインと洋服作りを学ぶほか、自らモデルとなってファッションショーのランウェイを歩くファッションモデル体験を行う。募集対象は小学4年生～中学3年生。参加者には、ワークショップの様子や作品を着用した姿を撮影した「LOOKBOOK」を記念品として進呈する。

　開催日程は、9月28日（14時～16時）＝ガイダンスとワークショップ、（この間に自宅でドレス作り）、10月26日（同）＝ドレス作り完成、11月（日時未定）＝「LOOKBOOK」撮影、2025年1月11日（時間未定）＝ウオーキングレッスン、2025年1月12日（時間未定）＝ファッションショー。

　同実行委員会の脇本昌子さんは「廃材が子どもたちの創造力ですてきなドレスに生まれ変わり、私たちも毎回刺激をもらっている。神戸から未来のファッションリーダーが生まれてくれたらうれしい」と話す。

　参加費は3,000円。募集人数は20人。申し込みはイベント専用ページで受け付ける。締め切りは8月30日。