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神戸で小山進シェフが展覧会 子どものころの「大好き」を今につなげる機会に

恐竜図鑑が大好きだった小山進さん作の「チョコレートの恐竜」 ©Naoto Ishimaru

恐竜図鑑が大好きだった小山進さん作の「チョコレートの恐竜」 ©Naoto Ishimaru

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 パティシエでショコラティエの小山進さんによる「大好きをつなげる生き方」展が現在、「フェリシモ チョコレートミュージアム」(神戸市中央区新港町7)で開催されている。

小山進さん作の「チョコレートの恐竜」 

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 「大好きだったことは身体が覚えている」と考える小山さんが企画した同展。「遊びの中の土」展示と、「遊びの中の紙」展示で構成し、小山さんの現在の仕事にもつながっている「遊び」「大好きなこと」という、創作の原点が発見できるという。

 「遊びの中の土」展では、子どものころに自然の中で昆虫と遊んだり粘土遊びに没頭したりした小山さんが作った「チョコレートの恐竜」10体を展示。小山さんはパティシエになってから「チョコレートが一瞬粘土のような状態になる」という特性を発見したため、大好きな恐竜をオリジナルで創作したという。「遊びの中の紙」展では、小山さんが考えたユニークなパッケージの「秘密」を展示。小山さんは菓子のパッケージにはさまざまな意図を込めており、子どもたちが触ることのできる「アート作品」としてデザインしているという。

 小山さんは「子ども時代に熱中・熱狂したことが原体験となって今につながる経験が誰にでもある。未来の優秀な表現者が1人でも多く生まれることを願っている」と期待を寄せる。

 開館時間は11時~18時。入館チケットの予約はウェブサイトで受け付ける。2025年4月6日まで。

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