
「北鈴夏祭りver1.5」が7月27日、北鈴蘭台駅近くの北山公園東側の空き地(神戸市北区甲栄台1)で開催される。主催はまちづくり会社「きたすずランド」。
地域の団体や学生による出店や、キッチンカーによる出店など、地元の力と企業の力を合わせた「ハイブリッドな夏祭り」がコンセプトの同イベント。神戸市北区でさまざまな活動している人が中心となり企画した。当日は、スマートボール、スーパーボールすくい、的当てなど7店が出店するほか、ピザ、クレープ、たこ焼き、からあげ、フランクフルト、串カツを販売するキッチンカー6台が出店する。
今回は、オリジナルの踊り「KITASUZU音頭」も披露する。同音頭は、地元の中学生に北鈴蘭台について思うことについてアンケートを行い、アンケート内容を基に作った歌詞に、作曲は地元ピアノ講師の密山智子さん、編曲は地元住民の明治智美さんと鶴佳代子さん、振り付けは地元ダンススクール講師の薮永夏子さんと多田照美さんが協力し、完成にこぎつけた。イベント当日は同音頭披露を生演奏で、17時、18時、19時の計3回行う。
7月20日は同イベントの事前イベントとして、コープ北鈴蘭台内「キタスズテラス」にて、オリジナル太鼓を作るワークショップを開く。参加した15人がプラスチック製の洗面器に透明テープを張り、その上に自分の好きなイラストを描いてオリジナル太鼓を作る。完成した太鼓は、夏祭り当日の「KITASUZU音頭」披露時に一緒に鳴らす予定。
「きたすずランド」社長の藤井和博さんは「より地元に愛着を持ってもらうために、オリジナルの音頭を作った。子どもたちが大きくなった時に記憶に残るお祭りにしたい」と話す。
開催時間は16時~20時30分。小雨決行、荒天中止。