
英国インターナショナルスクール「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe/ノースロンドン神戸)」の小中学校が9月1日、六甲アイランドに開校した。
NLCSは英国で175年の歴史を持ち、2023年度と2025年度のIB(国際バカロレア)ディプロマ試験で英国1位の成績を収めている教育機関。「NLCS Kobe」は、韓国・ドバイ・シンガポール・ベトナムに続く海外校。2028年には六甲山上に中高一貫のボーディングスクールを開校する。
マシュー・ウィリアムズ初代校長によると同校では、本国と同様のカリキュラムに加え、探究型教育を基盤に、日本の伝統文化を組み合わせた独自の教育プログラムを展開するという。
8月31日に「Asia One Center」(東灘区向洋町中1)で開いたオープニングセレモニーには、マシュー・エリス在大阪英国総領事館の副総領事のほか久元喜造神戸市長も姿を見せた。
「世界トップ校をと考えた」と同校の誘致を図った自動車販売業「八光エルアール」の池田浩八社長。マシュー・ウィリアムズ初代校長は「神戸の自然環境は教育にも最適。地域との交流も大切にしたい」と意気込む。