大丸神戸店(神戸市中央区明石町、TEL 078-331-8121)「大丸ミュージアムKOBE」で3月17日、「高橋留美子展 ~It's a Rumic World~」が始まった。
同展は、「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」などの作者である高橋留美子さんを紹介するもの。カラーイラスト原画や直筆の原稿などを中心に、同展のための描き下ろし原画や「My Lum(マイ ラム)」と題した、あだち充さん、青山剛昌さんなど有名作家34人が描く「ラムちゃん」のイラストなど約150点を展示する。会場では、関西初となるオリジナルのアニメーション映像や、「一刻館」の再現、オリジナルグッズの販売も。
高橋さんは日本女子大学在学中の1978(昭和53)年に「勝手なやつら」で、第2回新人コミック大賞の佳作に入賞し、デビュー。同年、週刊少年サンデーで「うる星やつら」を連載開始。1981(昭和56)年には「うる星やつら」で第26回小学館漫画賞、2002年には「犬夜叉」で第47回小学館漫画賞を受賞した。現在「週刊少年サンデー」で「境界のRINNE」連載中。
同ミュージアム担当者は「いつもゴールに向かって回り道。でも、やっぱりハッピーエンド。多くの魅力ある脇役たちやちょっとクセのある主人公が登場し、スピード感ある笑いとほんのり甘い涙で、世代を超え多くのファンに愛される高橋留美子さんの世界をお楽しみいただければ」と話す。
開館時間は10時~20時(最終日は18時閉場。入場は閉場30分前まで)。入場料は、一般=800円、大高生=600円、中学生以下無料。今月31日まで。