デュオこうべ内「デュオぎゃらりー」(神戸市中央区東川崎町1、TEL 078-351-6000)で12月15日より、写真家・金本孔俊(かねもとよしとし)さんの写真展「神秘の大地アラスカ」が開かれる。
1954(昭和29)年兵庫県明石市生まれの金本さんは、1994年に「死ぬまでに一度はオーロラを見てみたい」とアラスカを初めて訪れた。以来、北極圏の「広大で凍りつくような」大自然の神秘に魅力を感じ、定期的にアラスカで写真撮影を行いながら、数々の写真集を発表。近年は、甲南女子大学写真部などの講師としても活動している。
会場では、「北極圏ポイントバローにて、北極海の夕陽」「アラスカンイーグル 孤高の白頭鷲(わし) 逆光」「北極圏コールドフットに舞うオーロラ」「北極圏にて、雪原に浮かぶアイスレインボー」など、これまで30回のアラスカ訪問で撮影したオーロラや大自然の写真約40点を展示。「撮影でのエピソードや体験談を気軽に聞いていただければ」と金本さん。期間中は在廊を予定する。
金本さんは「北極圏の太陽、氷河にかかる虹、舞い狂うオーロラ…アラスカは、ここに来るために生まれてきたと思わせてくれる地」と話す。「アラスカでの撮影は自分との対峙(たいじ)から始まり、今なお続きこれからも続く。私がここまで魅了したアラスカの素晴らしさを皆さまにお伝えしたい。氷点下20度以下の極北で撮影した作品をご覧いただきたい」とも。
開催時間は11時~19時(最終日は18時閉場)。入場無料。今月20日まで。展示する写真は全て販売も行い、写真集やポストカードも販売する。ニューオーサカホテル心斎橋(大阪市中央区)1階ロビーでも来年1月14日まで、写真約20点を展示している。