神戸・三宮中心地商業地区で12月11日、「KOBE SANTA WALK(神戸サンタウォーク)2011」が開催された。
同イベントは、市内のデザイナーらが協力し「ハードに頼らず、ハートがあれば街の風景をデザインできる!」を基本コンセプトに企画。都市の中で「人々が赤い色彩のまとまりとなって街にサプライズな風景をデザインする」という街と人とデザインのコラボレーションにより、「デザイン都市・神戸」にふさわしい市民参加型のイベントとして行われた。
スローガンは「みんなで参加。みんながサンタ。」。3回目となる今回は、神戸の街に「元気」「幸せ」をもたらすことと、東日本大震災の被災地復興を支援するチャリティー募金を目的に開催した。
当日は、小さな子どもから大人まで約300人が赤色のサンタクロースらしい衣装スタイルで参加。集合場所となった「ミント神戸」前デッキから三宮センター街などを経由し、ゴール地点「神戸国際会館」前までの約3キロを募金活動しながら練り歩いた。集まった募金収益は被災地に全額寄付する。
同実行委員長の宮木健二さん(MoDISH KOBE)は「過去最多人数のサンタが集まって、今回もたくさんの笑顔あふれるすてきなイベントになった。東日本大震災で被災された皆さまに少しでも役立てばとチャリティー募金を行いながらのウオークとさせていただいた。参加者をはじめ沿道の方々から多くの善意を頂き大変感謝している」と話す。「神戸のクリスマスイベントとして定着していけるよう、来年以降もさらにパワーアップさせて継続したい」とも。