神戸・元町駅前にある国生さゆりさんのシングル「バレンタイン・キッス」の大型看板が現在、通行人の間で話題になっている。
通行人から目立つ位置に設置された「バレンタイン・キッス」大型看板
1986(昭和61)年2月1日、国生さんがおニャン子クラブ在籍中に出したソロデビューシングルのジャケットデザインそのままの同看板。設置したのは、看板真下にある昨年12月にオープンした「DOLCE TOKYO(ドルチェトウキョウ)神戸元町店」(神戸市中央区元町通1)。通称・麻布ドーナツ。
店舗面積は4.41平方メートル。油で揚げていないヘルシーなコラーゲン入り焼きドーナツ専門店として店頭販売のみ行う。メニューはプレーン、季節限定のドーナツ(各種200円)。同店は「ロイズ・ファクトリー」(東京都港区)が出店。現在、麻布十番本店をはじめ、関東を中心に11店を展開する。
一見、関連がないように見える同看板について同店運営企業の代表・原田純子さん(株式会社ノア)は「オーナーの甲田英司さんが国生さゆりさんのフィアンセということで設置された」と明かす。26年前の撮影当時、国生さん自身がメークとスタイリングを担当したといわれている同ジャケットは、国生さん本人も気に入っているということで採用。国生さんと甲田さんは看板となったシングルにちなんで2月14日にめでたく婚姻届を出した。
同看板はJR元町駅に発着する電車から見える高さに設置されており、来店客からは「どうして『バレンタイン・キッス』のジャケット写真を掲げているのか?」「経営者は国生さゆりさんですか?」などの声が多く聞かれるという。同店は国生さんがテレビ番組で紹介したこともあり、「娘から買ってきてほしいと言われた」と会社帰りに訪れるサラリーマンの姿も。
原田さんは「小松菜やニンジン、紫芋など、さまざまな野菜味のドーナツを種類豊富にそろえている。野菜嫌いのお子さまのおやつにもピッタリ」と笑顔で話す。
営業時間は11時~20時。