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バレンタインデー80周年-日本で初めて発売したモロゾフが今年も限定商品

モロゾフグランさんちか店の内田愛店長

モロゾフグランさんちか店の内田愛店長

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 モロゾフ(神戸市東灘区)が日本で初めてバレンタインチョコレートを発売して、今年で80周年を迎える。

高島屋と共同開発したブランド「ヴェルデクオーレ」コーナー

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 1931(昭和6)年8月8日、神戸モロゾフ製菓株式会社として創業し、神戸トアロード(現在の中央区)のチョコレートショップから出発した同社。以来、カスタードプリン、チーズケーキ、クッキーなどのスイーツを提供し続け、昨年で80周年を迎えた。創業翌年の2月には、ハート型のチョコレート容器にファンシーチョコレートを入れた「スイートハート」やバスケットに花束のようにチョコレートを詰めた「ブーケダムール」など、日本で初めてバレンタインチョコレートを発売した。

 同社はバレンタインのルーツである伊テルニ市と日本のバレンタイン発祥の地といわれる神戸市との交流もサポート。1993年にテルニ市から神戸市に友好の証しとして贈られた「愛の像」は「神戸布引ハーブ園」に設置され、多くの人に親しまれている。2010年2月には、同社の長年にわたるバレンタインデー普及活動に対しテルニ市から感謝の証しとしてトロフィーが贈られた。

 80周年となる今年は「日本のバレンタインデーは神戸モロゾフから」をテーマにバレンタイン商品約200種類をそろえる。神戸・三宮センター街の本店と「モロゾフグランさんちか店」(以上、中央区三宮町1)では、テルニ市のあるウンブリア州が「イタリアのグリーンハート(Verde Cuore)」と呼ばれることから高島屋と共同開発したブランド「ヴェルデクオーレ」を限定販売する。

 同ブランド商品は、四つ葉のクローバーを意味する「クアドリフォリオ(ブレスレットチャーム付き)」(4種類、各630円)、「恋するイタリア」をテーマにした「サビノエ セラピア(スワロフスキーチャーム付き)」(2個入り=1,050円、4個入り=1,575円、6個入り=2,100円)など。

 モロゾフグランさんちか店の内田愛店長は「チャーム付きのヴェルデクオーレ商品は、友チョコや自分チョコとして購入するお客さまも多い」と話す。「売り場に足を運んでいただき、バレンタインの歴史を感じていただければ」とも。

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