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神戸のワインバー「サーヒラマツ」が3周年-カントナールに魅せられ出店

オーナーソムリエの平松一志さん

オーナーソムリエの平松一志さん

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 神戸・三宮のワインバー「SIR-HIRAMATU(サーヒラマツ)」(神戸市中央区北長狭通1、TEL 078-331-2357)が3月2日、3周年を迎えた。

3周年記念SIRオリジナルTシャツとトートバッグ

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 オーナーソムリエは、1973(昭和48)年生まれの平松一志さん。ワインに携わって20年という平松さんは、2001年に惜しまれて閉店した北野のフレンチレストラン「ジャンムーラン」で修業。神戸のレストランウエディングで初めて「シャンパンサーベラージュ」(シャンパンサーベルでシャンパンボトルの口をカットする演出)を導入した。その後、バールやワインサプライヤーなどでワインに関わり、2008年までワインショップ「ベリエ」(京町)に勤務。百貨店などでは手に入らない小生産農家のワインなどを取り扱ってきた。

 出店のきっかけについて、「仕事を通してシャンパーニュの一つ『ドゥ・カントナール』に魅せられ、このシャンパーニュを楽しんでもらえる店を開きたいという思いが強くなった」と平松さん。当時、日本ではあまり知られていなかった「ドゥ・カントナール」。「ワイン造りは人」との信念を持って作られたこのシャンパーニュを取り扱うためにフランスへ渡り交渉に成功。平松さん自身も「サー(Sir)」と呼ばれるようになった。平松さんは「カントナールは単なるシャンパーニュではなく、心で味わう大切な存在」と話す。

 ワインを主体に平松さんがこだわる酒を提供する同店。ワインを選ぶ基準とともに季節感を大切にしているフードメニューは、「酒のあて」として季節のフレンチなども提供する。同店のロゴはカントナールのシャンパンのロゴをもじったもので、熱狂的なカントナールファンも多く訪れるという。

 今月1日~7日は、3周年を記念したイベントを開催。シャンパーニュの種類を通常より増やすほか、常連客が平松さんをイメージしてデザインしたSIRオリジナルTシャツやトートバッグなどが抽選で当たる企画も用意する。

 営業時間は17時~翌5時。

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