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神戸・旧居留地で「ポストカード展」-24人の作品88点を展示販売

24人の作家が参加する「ポストカード展」

24人の作家が参加する「ポストカード展」

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 神戸・旧居留地を代表する近代建築「チャータードビル」(神戸市中央区海岸通)2階・3階フロアに位置する芸術家の交流拠点「Gallery 1(いち)」(TEL 078-392-2880)で10月23日、24人の作家が参加する「ポストカード展」が始まった。

会場の様子

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 企画者は同ギャラリー事務局兼画家の二見正大さん。2010年に宝塚造形芸術大学・洋画コースを卒業後、若手芸術家の活動支援を目的とするNPO法人「芸法(げいほう)」に参加。今回は、兵庫県立美術館ギャラリーで開催された芸法主催の一般審査公募展「芸法大賞」のスタッフとして参加した際に得た経験を生かし初めて自身でイベントを企画した。

 「ギャラリーのレンタルスペースをさらに生かすことを考え、ギャラリーが主催する公募を行うことで認知度アップと、芸法の目標である『アートを媒介として地域に広がるコミュニティーの形成』に向かうための一歩にしたい」と二見さん。ポストカードサイズに限定し、ジャンル不問で出展作品を募集したところ、関西圏で活動する24人の作家による88点の作品が集まった。

 会期中、展示作品をポストカードとして販売(一部は展示品一点限り)。今月28日には、一般も参加できる出展者交流会(16時~、参加無料)も予定する。

 二見さんは「ポストカード展という企画はそれほど特殊なものではないが、通常の平らなホワイトキューブではない壁面をもつ展示空間とジャンル指定なしで集まった個性豊かな作品との響き合いによって、ここでしかできない展覧会になると思う」と話す。「このような募集型の展覧会を今後も定期的に開催したい」とも。

 開催時間は12時~20時。入場無料。今月30日まで。高田雄平さんの個展「~雲蒸龍変~」も併催。

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