神戸・三宮に11月27日、「沖縄鉄板バル ミートチョッパー」(神戸市中央区琴ノ緒町5、TEL 078-252-2345)がオープンした。運営は沖縄料理店など6店を運営するワールド・ワン(中山手通2)。
赤と木目調を基調とした13坪の店内には20席を用意。テーブルは本物のモルトだるを使った。店名は「じかびきをアピールしたかったので、肉をひく機械の名前にした」と店長の比屋根里奈子さん。近隣の会社員や学生の利用が多いという。
同社がオリジナルで開発している「琉球島和牛」とあぐー豚を使った「直(じか)挽きハンバーグ」は、1グラム5円の量り売りスタイルで提供する。メニューは「スモークミミガー・チラガー」(380円)や「鉄板タコライス」(580円)など沖縄の食文化を意識したものを多く扱う。ドリンクメニューでは、南国フルーツを使った「自家製サングリア」(380円)やブルーキュラソーを使用した「美ら海」(480円)などのカクテルも。
8月に開催した日本一のサーバーを選ぶ「S・1グランプリ2012」兵庫大会の優勝者でもある比屋根さん。「沖縄の出身で沖縄が大好き。目指すのは、バルの雰囲気と沖縄の良さを融合させていけるような店づくり。泡盛もワインもあるのが当たり前の店にしていきたい」と意欲を見せる。
同社の河野圭一社長は「バルブームが来て、われわれもその業態で出店しようと考えた時期があったが、中途半端なバルばかりに感じ本気の商品ができるまで出店はしないと決めていた。自信が持てるまで開発を続けた『直挽きハンバーグ』をぜひ食べてほしい」とアピールする。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=17時~24時。