神戸・三宮の東遊園地公園(神戸市中央区加納町6)で来年1月17日に開催される「阪神淡路大震災1.17のつどい」実行委員会は現在、同会のボランティアスタッフを募集している。
同日で阪神・淡路大震災から18年が経過するにあたり、「亡くなられた方々の慰霊と鎮魂、そして震災から生まれた絆や支え合う心を次世代に語り継ぐ」ことを目的に、市民と市の連携により開催する同イベント。次回の開催で15回目を数える。
会場には水を入れた竹とうろうを「1.17」の形に並べ、中にろうそくを浮かべる。前回の開催では竹とうろうに「みんな笑顔」「復興」などさまざまなメッセージが書き込まれた。震災の起きた5時46分には参加者全員で黙とうをささげる。
ボランティアは16日の15時~18時に竹並べや雪地蔵の設置、17日は4時~7時と16時~18時にろうそくの配布など、18日は9時~竹や雪地蔵の撤去、片付け作業を行う。各日共に当日、作業時間の1時間前より同公園本部テントで受け付ける。
神戸市市民参画推進局の横川さんは「前回は延べ864人のボランティアスタッフに参加いただいた。例年多くの方に参加いただけてありがたい。今年も参加をお待ちしている」と話す。