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スイーツの世界で活躍するチャレンジドを生みだす-第1期生が修了式
(2008年12月11日)
社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸市東灘区向洋町中6)と日清製粉(東京都千代田区)、日東商会(大阪府東大阪市)が主催する「神戸スウィーツ・コンソーシアム『チャレンジド・プログラムVol.1』修了式・成果発表会」が12月7日、カフェ「FREUNDLIEB(フロインドリーブ)」(中央区生田町4)で開催された。
同活動は「スイーツの世界で活躍するチャレンジド(障害のある人)を生みだそう」というテーマのもと、今年6月に発足した。メーン講師にオーストリア政府公認の「製菓マイスター」の称号を持ちモロゾフ(東灘区向洋町西5)のテクニカル・ディレクターを務める八木淳司さん、サブ講師にレストラン「コム・シノワ」の西川功晃シェフらを迎え、「パティシエとして就労したい」「洋菓子製造販売業に携わりたい」「現在洋菓子製造業に従事しているがスキルを上げて生産性・報酬を上げたい」という思いをもった製菓が好きな精神・知的障害者を対象にパティシエのレシピと技を伝授する定期講習会を毎月実施してきたもので、今回が修了式となった。
式典でプロップ・ステーションの竹中ナミ理事長は「この活動の進む道は2つ。本日修了式を迎えた人がパティシエとして働いていくことと、同じ思いを持った人にこの活動を広めていくこと。来年は『神戸スウィーツ・コンソーシアム in 東京』を開催する」とあいさつ。矢田立郎神戸市長は「受講生にとってはこれからが大きなスタート。志を立てて、技を磨いてほしい」と激励した。
修了式では八木さんから受講生8人に修了証書が授与され会場からは大きな拍手が起こった。受講生代表の深草健治さんは「八木講師に教えてもらいながらお菓子作りに励んできた。正直しんどい(辛い)時もあったが出来上がった菓子を食べた時自然と元気になれた。ここでの経験を生かし、これからもお菓子作りに励んでいきたい」とあいさつした。
成果発表会では、受講生が実際に作ったフィナンシェやクッキー、プリンなどの洋菓子が参加者に振る舞われた。受講者の家族は「最初は雰囲気になじめず辛い時もあったようだが、回を重ねるごとに待ち遠しいと話すようになった。本人から『もっといろいろなものを作りたい』という声が聞かれ、何よりもその意欲と成長がうれしい。試食しても売っているものと変わらない味と出来栄えにびっくりしている」と明かした。
最後に竹中理事長は「チャレンジドの持っているものを存分に発揮できる世の中を作り、日本人の情が深いところを『助ける』ではなく『期待する』方に傾けていきたい」と締めくくった。
受講生の作った洋菓子(関連画像)ゴスペル歌手・レーナ・マリアさんが神戸でコンサート-対談も(神戸経済新聞)神戸スウィーツ・コンソーシアム社会福祉法人プロップ・ステーション日清製粉
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