神戸・元町に7月12日、ポーランド陶器・食器専門店「ツェラミカ 神戸店」(神戸市中央区栄町通4、TEL 078-381-7618)がオープンする。
ポーランドのボレスワビエツという町にある陶器のメーカーから輸入し、これまではネットショップでの販売と小売店への卸売りをしていた同店。「ツェラミカ(ceramika)」はポーランド語で「陶器、窯元」を意味し、読んだときの「音のかわいらしさ」もあり、いくつかの候補の中から選んだという。今年3月に閉店した雑貨店「SUBARU(スバル)」にも商品を卸し、年に1度はイベントも開き、「SUBARU」閉店をきっかけに同所への初の実店舗出店を決めた。
店舗面積は9坪余り。店内は、「SUBARU」から受け継いだ古道具の什器を活用した。商品は全てポーランドから直接輸入して調達し、陶器はメーカーから注文生産で取り寄せている。「今後はポーランドの民芸品や民族衣装に見られる明るくカラフルな色を加えながら、楽しい店作りをしていく。作り手に会い、製造工程を見ながら、その品物の背景にある人々の暮らしの様子までご紹介できたら」と店主の森部千夏さん。
主な陶器製品は、「小ぶりなコーヒーマグ」(1,750円~)、「りんごポット」(2,550円~)、「オーバル・オーブンディッシュ」(4,250円~)、「デザートプレート(19センチ)」(1,800円~)、「動物フィギュア」(1,650円~)など。象眼細工の木箱(400円~)や琥珀(こはく)のアクセサリー(1,800円~)なども取りそろえる。
森部さんは「ネットショップから飛び出して、実際にお客さまにお会いできるショップをオープンできてうれしい。ポーランドの職人が一つ一つ手作りしている魅力的な手工芸品をたくさん紹介していくので、ぜひ遊びに来ていただければ」と話す。
営業時間は12時~19時。