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「神戸ITフェスティバル」開催迫る-「自慢したくなるスゴいIT」テーマに

「神戸ITフェスティバル2013」実行委員会のメンバーら

「神戸ITフェスティバル2013」実行委員会のメンバーら

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 ITによる地域貢献を目指したイベント「神戸ITフェスティバル2013」が12月13日・14日、「デザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称「KIITO」=きいと)」(神戸市中央区小野浜町)で開催される。

コンピューターで設計した約2メートルの「おりがみアート」のオブジェ(関連画像)

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 昨年はIT関係者だけでなく学生・主婦など1600人を超える参加があった同イベント。3回目となる今回は、地域とITを結ぶ「神戸で最大のITのお祭り」「自慢したくなるスゴいIT」をテーマに、IT業界楽しみながらITを切り口にさまざまな問題の解決や地域の未来を考える機会を提供する。

 会場にはコンピューターで設計した約2メートルの「おりがみアート」のオブジェや、3Dプリンター・レーザーカッターなどIT が可能にする「ものづくり」の実演ブース、医療や福祉・地域活性化などの未来を感じるセミナー、ライブや懇親会といった参加型のイベントなど多数の企画を用意した。

 オープンセミナーには日本のソーシャルメディア業界の第一人者の斉藤徹さんと佐藤尚之さんの2人が登壇する「『Unit SaSa(ユニットささ)』が目指す3つのシフト~プラットフォームシフト・コミュニケーションシフト・ソーシャルシフト~」や、東洋経済「新世代リーダー50人」に選出された私立灘高校のデジタルクリエーターTeHuさんの「スーパーIT高校生Tehuと語る、やってみたくなるスゴいIT~最近技術発達してきてるしアレやりたいよね~」、個人が無料で電子書籍を出版する方法がテーマの「あなたのコンテンツを世界の本棚に~Amazon Kindleで初めての電子書籍出版~」(講師=板羽宣人さん)など約20種類のセミナーを無料で受講できる。

 初めての試みとしてIT業界で働く技術者を対象にした有料セミナーも開催。「ホワイトハッカーが見ている世界」(13日14時15分~、講師=マシス・ザッカリーさん)、「ディレクター、運営担当者が知っておきたい『今更聞けないサーバーの種類と選定方法』」(13日15時15分?、講師=阿部正幸さん)など各分野の専門家を招く。

 参加型イベントは、主催者が「IT業界の大忘年会」と位置付ける懇親会「アフターパーティー」やイベントのラストを飾る、神戸のご当地アイドルKOBerrieS♪のライブステージや記念撮影などが行われる。

 主催する神戸ITフェスティバル実行委員会は、神戸を愛するIT技術者や企業人、学生、行政関係者などの有志で結成されており、全てボランティアで運営。オーガナイザーの鈴木敏郎さんは「ITはよく『形がない、分からない』と言われるが実はどんな立場の人でも少なからず恩恵に預かっている。それを実感してもらえるような『こんなすごいものを見た』『こんなことができるらしい』という人に伝えたくなる体験を通して、もっとITを身近に感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は、13日=12時15分~19時(11時30分受付開始、アフターパーティー 19時~21時)、14日=10時~17時(9時30分受付開始)、入場無料、有料セミナーの参加費は4,000円(前売り3,000円)。現在ウェブサイトでセミナーやアフターパーティーの参加者の登録を受け付けている。

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