神戸・三宮の創作串揚げ店「串揚ロト」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-321-0706)が2月12日、1周年を迎えた。
店舗面積は11坪、テーブル10席、カウンター8席を用意し、20人までの貸し切りにも対応する。赤・黒・白を基調とした店内は、女性も入りやすいようなモダンな雰囲気で「気軽に串揚げとワインを楽しめる空間」に仕上げた。店名の「ロト」はスペイン語で縁起が良いとされる「ハスの花、レンコン」を意味し、すぐ覚えてもらえるように名付けたという。
飲食に10年以上携わっている店主の砂田哲宏さんは「近所の立ち飲み屋に近い形態の串カツ屋で5年間店長を務めていたが、生まれ育った三宮で独立したいと思った。お世話になった古巣とお客さまがかぶらないよう異なった形態で出店した」と明かす。
串揚げメニューは常時50種類を取りそろえ、「ホタテバジル」「手羽めんたい」「生ハムチーズ」「ポテサラベーコン」「えび・大」「くじら赤身」「バサ」「おだしコンニャク」「マッシュルームとアボカド」「板チョコフライ」(以上100円~)のほか、季節限定の串揚げも用意する。一品メニューは「えびパン」「地どりパン」(以上450円)、「チーズカリーサモサ」(2個480円)、「ロトのなめらか厚揚げ」(380円)などを提供。コースは「おまかせ串揚げ」・サラダ・野菜スティックがセットで「10本コース」(1,890円)、「15本コース」(2,450円)を用意する。ドリンクは生ビール(480円)、チューハイ(400円~)、カクテル(600円)、ワイン(グラス=500円~、ボトル=2,300円~)などを取りそろえる。
市民ランナーでもある砂田さんは「豊富なメニューはランニングの時に思いつくことが多い。食べてみると失敗の時もあるが…(笑)」と話す。「オープンして半年は安定しなかった。おいしいものを提供し続ける努力と試行錯誤を重ね、半年過ぎてから新規のお客さまが増え始めた。今後もさまざまな食材に挑戦し、おいしいものを出していきたい。ぜひ一度足を運んでもらえれば」とも。
営業時間は17時30分~翌3時(日曜は24時まで)。月曜定休。