「ヴィッセル神戸」の安達亮監督らが2月17日、神戸市役所を表敬訪問した。
3月1日に開幕するJリーグ2014シーズンでJ1に復帰する同チーム。久元喜造神戸市長らは訪問を受けて同チームへ花束を贈呈。同チームから久元市長らにはサイン入りサッカーボールが贈られた。
出席したのは安達監督と清水克洋社長、キャプテンの相馬崇人選手、今季から新加入の高橋峻希(しゅんき)選手の4人。今シーズンの抱負を聞かれた清水社長は「昨年J2で1年を過ごしたが、とても長いシーズンで苦しかった。神戸市民の皆さんから心強い応援を頂いたことに感謝したい。J2を戦い抜いた選手に加え新選手も入り、キャンプを終えて今は最終調整中。神戸市民の方に喜んでもらえるシーズンにしたい」と意気込みを見せた。
安達監督は「昨シーズンはJ2からJ1に上がる使命感が強かった。今シーズンはJ1でどこまで行けるかチャレンジの年。市民の皆さんにはぜひ一緒に戦ってほしい」、相馬選手は「今シーズンはタイトルをとることがチームの目標」、高橋選手は「次にここへ来るときには優勝カップを持ってきたい」と、それぞれ抱負を語った。
ジェフユナイテッド千葉から移籍した高橋選手。久元市長から出身地を問われた高橋選手は「神戸は試合で来たくらいで初めての土地。温泉が好きなので、ぜひ有馬温泉に行きたい」と笑顔を見せていた。
同チームのシーズン開幕戦は3月2日、等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)で川崎フロンターレと対戦。ホーム初戦は同8日、ノエビアスタジアム神戸(兵庫区)で柏レイソルと対戦する。