神戸・元町駅近くの「ダイニング居酒屋 鶏バル」（神戸市中央区元町通2、TEL 078-381-9119）が9月20日、1周年を迎える。

こだわりの丹波赤鶏

　店舗面積は13.5坪。テーブル14席とカウンター8席を用意する。木目と白色を基調とした和風の店内は、落ち着いた温かみのある雰囲気を演出。「鶏バルと見て焼き鳥屋と勘違いされるが、『鳥料理』の店。鳥に関するあらゆるメニューを取りそろえており、もちろん焼き鳥も提供している」とオーナーの大西啓太さん。ホテルやレストランで和・洋・中・沖縄料理などさまざまなジャンルを17年間修業後、その経験を生かし5年前から目を付けていた同所へ出店した。

　食材は「丹波赤鶏」をメーンに神戸市西区、加西市、北播磨の野菜など兵庫県に特化した地産地消にこだわる。元町駅周辺は企業数に比べ飲食店が多く、いかに来店客を飽きさせないメニュー構成にするかが課題。年2回、メニューの半数を入れ替え、プレゼント企画など工夫しているという。

　メニューは人気の「丹波赤鶏の網焼き」（850円）、「朝引き地鶏のお造り（3種）」（850円～）、スパイスが効いた豪快な「鶏バル特製バッファローチキン300グラム」（1,120円）、「自家製つくねの温玉添え」（480円）、濃厚なうまみの「丹波赤鶏の水炊き鍋（要予約）」（1,680円）などを用意。ドリンクは生ビール（380円）、国産ワイン「古代 甲州」（ボトル＝2,750円）、「神戸ワインセレクト」（グラス＝450円）、「香住鶴 山廃 特別純米酒」（1合＝600円）などを取りそろえる。ランチメニューは780円から用意し、弁当のテークアウト（650円～）にも対応する。

　1周年を記念して今月18日～20日、「振る舞い酒」「1品サービス」を用意するほか、ドリンク（一部対象外あり）を280円で提供する。

　大西さんは「ふとできた店に来ていただき、お客さまに支えられ、あっという間の1年だった。リクエストに応えることができるよう努力していきたい。5年で3店舗を目指し地域で一番と言われるように頑張りたい」と意気込む。「本当のバルの良さや楽しさを感じ納得していただきたいので、まずは一度来店いただければ」とも。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時、ディナー＝16時～23時30分（土曜・日曜はディナーのみ）。木曜定休。