生田神社(神戸市中央区下山手通1)境内で1月4日、神戸・清盛隊による演舞奉納が行われた。
正月三が日で約150万人の参拝客が訪れたという平家ゆかりの同神社。同隊メンバーは年頭に当たり神事に参加し、その様子を見ようと多くのファンが境内に集まった。
棟梁(とうりょう)・平清盛が玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、演舞を奉納。その後、ファンに向けて新年のあいさつをした。企業・個人の新年特別祈願が行われる中、突然現れたみやびないでたちのメンバーに参拝客は驚きの表情を見せていたが、最後は大きな拍手で同隊を見送った。
清盛は「昨年もこの生田神社さまで演舞奉納をさせていただき非常に実りよい年になりました。今年もこうしてまたお世話になれたことは誠にうれしく、昨年以上に実りよい年にできるのではないかと思うとります。そのためにも7人力を合わせて神戸を盛り上げ、より良い1年を過ごせるように頑張っていきますので、どうぞ皆さま、今年もよろしゅうお願いいたしまする」と話した。
この日、同隊は発足当時から世話になっているという兵庫区の和田神社にも新年のあいさつのため参拝。夕方からは、「Ageha Base(アゲハベース)」(下山手通2)で年初めのユーストリーム番組「清盛隊のやり隊ほう題・新春スペシャル」の公開生放送を行った。今後も「兵庫津歴史館・岡方倶楽部」(兵庫区)や「北野工房のまち」(中山手通3)で毎月イベントを開催するほか、ラジオやテレビ番組への出演、全国のイベントへの出演などを精力的にこなしていくという。