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神戸・清盛隊と専門学校が産学連携 舞台脚本などすべて学生が担当

神戸・清盛隊と神戸電子専門学校の学生が産学連携コラボイベント

神戸・清盛隊と神戸電子専門学校の学生が産学連携コラボイベント

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 神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)北野館地下1階のソニックホールで7月11日、産学連携コラボイベント企画「神戸電子専門学校×神戸・清盛隊コラボ『雅華平安』~いざ、ともに踊ろうぞ~」が開催される。

昨年のコラボトークショーの様子

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 神戸で活動している武将隊「神戸・清盛隊」とのコラボによるオリジナルイベント。同校が神戸・清盛隊とのコラボ企画を行うのは、今年で2回目。昨年のイベントには、ほぼ満席の200人が来場し好評を得ている。

 今年は、舞台脚本をサウンド分野の学生が考案するのが見どころ。「神戸・清盛隊プロジェクト」のプロデューサー若見しのぶさんも「学生にしか考えられない新しい視点の舞台に」と期待を寄せている。同企画は、同校サウンドテクニック学科カリキュラム「企画演習」の特別授業として実施。若見さんを招き、5回のワークショップを通じてイベントの企画運営などを実践的に学び、企画から脚本・演出・舞台設営やチケット販売、当日の音響・照明・進行管理まですべて学生が担当する。

 当日は、同隊の平清盛・重盛・宗盛・知盛・重衡・敦盛・GIONと神戸電子サウンド分野学生が出演。昨年よりも音響システムがグレードアップしたという同ホールで、第1部=神戸・清盛隊を題材に学生自身がオリジナル脚本・演出プランを考えた芝居、第2部=神戸・清盛隊による歌のライブショーを行う。

 同校学生で脚本家の谷口花織さんは「清盛隊はとても人気のあるグループなので最初はプレッシャーを感じていたが、先生や友人の協力で自由に面白く書けた。今までと違う清盛隊が見られると思うので、一人でも多くの方に来ていただければうれしい」と話す。

 同校学生で舞台監督の日永隼人さんは「今年のコラボイベントは、台本を一から声優タレント学科が作り、去年とは一味も二味も違う内容になっている。サウンドテクニック学科を主体として、ほかにも多くの学科が携わっている。本番まで残り1カ月を切り、これから演出などを磨き上げパワーアップを目指す」と話す。

 開催時間は18時30分~20時。料金は2,000円(全席自由席、3歳児以下は保護者膝上に限り無料)。チケットは、6月21日より神戸・清盛隊のイベント会場などで販売する。定員200人。問い合わせは同校(TEL 078-242-0014)まで。

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