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神戸・北野に「入り浸れる」音楽スタジオ&共用スペース

同スタジオ代表の岡田旭さん(右)と古賀大輔(通称=ジャッキー)さん(左)

同スタジオ代表の岡田旭さん(右)と古賀大輔(通称=ジャッキー)さん(左)

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 神戸・北野の音楽スタジオ&共用スペース「Cross213(クロスニーイチサン)」(神戸市中央区山本通2、TEL 090-4499-0133)で8月21日、オープンを記念したレセプションパーティーが開かれる。

館内の様子

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 建築家・安藤忠雄さんの設計によりバブル時代の1987(昭和62)年に建築されたFIX213ビルA棟2・3階部分に7月1日オープンした同スタジオ。運営は業務提携プロデュース・アートマネジメントを行う「オカダオフィス」(中山手通4)。

 店舗面積は約90平方メートル。スタジオ2部屋と着席で最大40人収容可能な共有スペースを備え、貸し音楽スタジオとして、バンド練習、音楽レッスンなどのほか、コワーキング、イベントスペースとしても利用できる。コンセプトは「入り浸れるスタジオ」。スタジオ名称は、ハンター坂と山本通の交差点(Cross)南側にあることと「音楽のクロスオーバー的な意味」のほか、「人と人とが交わり、新しいものが生まれ、岐路となる場所」という意味を込めて名付けた。

 「くせ者」ぞろいと言われているスタッフは、結成30周年を迎えたテクノポップ・バンド「A.C.E.(エー・シー・イー)」のメンバーでもある音楽家の安井麻人さんをはじめ、今年7月にメジャーデビューした歌手兼プロデューサーのブラボーしろうさん、ラジオコンテンツ制作を多く手掛ける古賀大輔(通称=ジャッキー)さん、エンタメビジネスを扱う行政書士・経営コンサルタントで同スタジオ代表の岡田旭さん。

 もともとは安井さんが運営しているミュージック・ステーション「ministudio creative(ミニスタジオ・クレアティヴ)」の拠点であった同所。安井さんが仕事の都合でスタジオ閉鎖を考えていたところ、友人である岡田さんが運営を引き継ぐことになったという。

 設備は、機材=ミキサー、CDJ、マイク、キーボード、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラムセットなど、備品=折りたたみ椅子、テーブルなど。インターネット通信回線も完備する。毎月決まった曜日・時間にスタジオをキープすることもでき、拠点としての利用もできる。

 レセプションパーティーの開催時間は19時~23時。参加費は2,000円。当日は、MCにタレント・たまきーもさんを迎えて入手が難しいとされる幻の古酒「灘泉(2007年製造)」を振る舞うほか、ブラボーしろうさんのミニライブ、安井さんによるDJ・シンセサイザー演奏などを展開。飛び入りセッションやDJも歓迎するという。

 岡田さんは「音楽とエンタメの面白い拠点ができたので、ぜひ遊びに来てほしい。ここに来ればラジオ番組に参加できるし、音楽も作れるし、ライブもできる。一緒に盛り上げていただければ」と笑顔で話す。

 営業時間は10時~23時(土曜・日曜・祝日は22時まで)。

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