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神戸・元町にシェアオフィス-アートやデザイン・ITなどのクリエーティブな拠点に

オープンな雰囲気のオフィス内

オープンな雰囲気のオフィス内

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 神戸・元町でアートやデザインの企画・製作を行う神戸デザインセンター(神戸市中央区三宮町3)が2月1日、シェアオフィス・貸し会議室「オープンスペースDEP.」(同)をオープンした。

オフィスの窓から大丸神戸店と旧居留地を見下ろす

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 さまざまな人が集まり、新たなプロジェクトが生まれ、出発する場所にしたいと、人材の「デパート(department)」や「出発(departure)」という意味の英単語から施設名を名付けた。約40平方メートルのオフィス内に大きなカウンターデスク6卓・25席を設置し、利用者が自然と交流できる空間を意識した。

 「市内にもコワーキングスペースは増えているが、もっとクリエーティブな実験ができる場が欲しかった」と話すのは、同施設オーナーでデザイナーの濱章浩さん。IT企業でプログラマーをしていた竹下和人さんと知り合い、異業種でのコラボレーションの可能性を実感。共同で運営を始めた。

 同施設では既に、オープンソースのCMSツールWordPressのユーザーコミュニティー「WordBench」や、価値あるアイデアを地域で広めようとするイノベーティブコミュニティー「TEDxKobe」などの活動拠点としても利用されており、3月には新しい保育の形を考えようとする保育士の有志がイベント開催を予定するなど、多様な試みが始まっている。

 共同運営者の竹下さんは「大丸神戸店の向かいに位置し、旧居留地を見下ろす好立地を生かすことで、人が多く行き交い、常に新しい風が吹く刺激的な場所でありたい」と話す。「会議やセミナー、勉強会でも気軽に利用いただければ」とも。

 利用料金は月額1万円~。営業時間は10時~19時。詳細はホームページで確認できる。

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