神戸サンボーホール(神戸市中央区浜辺通5)で6月19日、「みちのくプロレス神戸大会~垂水出身・のはしたろう神戸凱旋(がいせん)大会~」が開催される。
岩手県を拠点に活動する「みちのくプロレス」(岩手県滝沢市)が約3年ぶりに同ホールで開く同大会。
のはしたろう選手の対戦カードは未定だが、スペル・デルフィン選手、くいしんぼう仮面選手の特別参戦が決定している。5月中旬には全対戦カードが決まる予定という。
のはし選手は身長159センチ。キャッチコピーは「元祖・日本最小プロレスラー」。18歳まで神戸で過ごし、高校卒業と同時に神戸のプロレス団体「DRAGON GATE」の前身である「闘龍門(とうりゅうもん)」に入り、その後メキシコでプロデビューを果たした。2013年3月にはデビュー10周年を記念し初めての神戸凱旋大会を行った。2014年の垂水大会を経て、今大会で3回目の神戸開催となる。
のはし選手は「高校を卒業してこの世界に飛び込んだ。自分にできる事はプロレスしかない。地元の人たちに、プロレスの素晴らしさを知ってもらい、心から楽しんでもらえたら」と話す。「東北の地で歯を食いしばって闘っている自分たちの姿を、目に焼き付けていただければ。『元気にやっていますよ、東北!』という思いも感じ取ってほしい」とも。
売り上げの一部は、次世代の子どもたちに津波の恐ろしさや防災を伝える活動をする津波防災紙芝居プロジェクトに寄付する。「震災から5年がたったが、なかなか前に進めない方がいらっしゃるのも事実。次世代のためにも、津波の恐ろしさ、防災の大切さを伝えていかなければいけないと思い、このプロジェクトに協力したい」とのはし選手。
チケットは、前売り・スペシャルシート(最前列・お土産付き)=8,000円(当日=8,500円)、同・特別リングサイド=6,000円(当日=6,500円)、同・指定席=5,000円(当日=5,500円)、同・一般自由席立ち見=4,000円(当日=4,500円)、同・小中高生自由席立ち見=2,000円(当日=2,500円)。問い合わせは「みちのくプロレス」(TEL 019-687-2431)まで。