神戸「新開地音楽祭」開催迫る-「昭和歌謡×バンド」ステージも

昨年度開催の様子

昨年度開催の様子

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 湊川公園・新開地商店街一帯で5月9日・10日、「第9回新開地音楽祭」が開催される。主催は新開地ミュージックストリート実行委員会野外部門。

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 「屋台5軒、観客数500人」の規模から始まった同イベント。7年前から「ジャンルを問わない、あなたのステージがある音楽祭」をとして公募参加スタイルを導入し、現在では2日間で約7万5千人を集めるなど、「プロもアマチュアも楽しめる神戸最大規模の音楽祭」(同実行委員会)に育った。今年は商店街一帯に7つのステージを設け、各種プログラム繰り広げる。

 新開地地区(神戸市兵庫区)では1999年より神戸市と協力し、地域再生のため民間主導・行政支援でさまざまな取り組みを行うなどの「まちづくり事業」を段階的に実施。かつて「東の浅草、西の新開地」と言われ、一大歓楽街であった新開地エリア。昭和30年代まで劇場などで、しばしば演奏会が開催されていた。同イベントは、震災後大きく生まれ変わったまちと、当時から変わらぬ個性や魅力の両方を分かりやすく伝える企画として、毎年5月に開催している。

 9日17時45分からは「熱血!昭和歌謡×バンド」ステージを開催。1960~70年代を盛り上げた昭和の名曲がバンドスタイルで登場する。グループサウンズブーム末期に登場した「オックス」のリードボーカルを務めた真木ひでとさんも参加を予定。

 10日17時45分からは「Shinkaichi Jazzy Night」と題し、山下達郎さんや坂本龍一さんらとセッションを重ねた経験を持つ土岐英史さんや昨年度の神戸ジャズボーカルクイーンに選ばれた小橋知枝さんが参加する。

 同実行委員会担当者は「新開地のまち全体がステージになって街中に音楽があふれる。ジャンルは問わないので、家族みんなで楽しめる音楽が集合する。家族皆さんで歌って踊って楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は12時~20時。雨天決行予定。

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