讃岐うどん専門店「丸亀製麺」では7月27日より、「唐揚げざるうどん」を神戸市内の店舗限定で提供する。運営はトリドール(神戸市中央区小野柄通7)。
同メニューは「第7回からあげグランプリ」で3年連続最高金賞を受賞した「揚匠しげ盛」(須磨区)とのコラボレーション商品。約300グラムのうどんに同店監修の唐揚げ4個をセットにした。同社が個人商店とコラボレーションするのは初めての試み。価格は、並=620円、大=720円。
唐揚げは「うどんと合い、うどんつゆにも絡みやすいように」(同店店主の緒方貴十志さん)と揚げ衣を改良。揚げる前に1日以上漬け込むという漬け汁は、うどんと一緒に食べても味がぼやけないように濃いめの味付けにした。隠し味にゆずこしょうとマヨネーズを使い、ジューシーに仕上げる工夫も。
同社第3営業部部長の大下浩平さんは「試行錯誤を繰り返し、構想から3カ月以上をかけ完成したメニュー。子どもから大人まで好まれる味になったのでは」と自信を見せる。「ボリュームのあるメニューなので学生やサラリーマンがメインターゲット。大根おろしとスダチのトッピングで女性や子どもにも食べてほしい」とも。
緒方さんは「うどんと唐揚げが合うのか最初は疑問だったが、よくマッチしてすごく合う。サクサクの衣も楽しんでほしい」と笑顔を見せる。
同メニューは神戸市内の13店舗のうち、「丸亀製麺三宮店」(磯上通2)など10店舗で提供。提供期間は8月下旬までを予定している。