神戸メリケンパークオリエンタルホテル（神戸市中央区波止場町、TEL 078-325-8111）は7月7日、「灯台14周年＆七夕ゆかた祭り」を開催する。

　同イベントは、ホテル最上階のバルコニーに立つ灯台が、同日14周年を迎えるのを記念して開催されるもの。普段は立ち入れない場所を同日限定で開放し、灯台の見学や七夕の催しを開催する。

　灯台は1964（昭和39）年、港町神戸の象徴として「オリエンタルホテル」の屋上に設置されたが、「オリエンタルホテル」は阪神・淡路大震災で全壊し営業を停止。灯台は新しく建設されていた同ホテルに移設され、「平成7年7月7日の午後7時7分」に再点灯した。海上保安庁から認可を受けたホテルに立つ公式灯台は日本でただ一つ。世界的にも珍しいと言われているという。

　当日15時～21時は灯台を一般公開し、スタッフが浴衣を着て出迎える。参加者に短冊を配り、願い事を書いた短冊を笹に飾り付ける。同ホテル広報担当の大岩祥子さんは「灯台は日没後、赤と緑のライトがゆっくりと回る様子をご覧いただける。併せて、夕暮れ（19時過ぎを予定）～21時は14階バルコニーに天体望遠鏡を設置する。七夕の夜の星空をお楽しみいただければ」と話す。

　ほかにも「灯台の前で、忘れられないプロポーズを。」をキャッチフレーズに「灯台プロポーズ大作戦！」を開催予定。現在、当日プロポーズを伝える相手と一緒に来館できることを条件にカップル1組を募集している。応募は6月30日まで。詳細は同ホテルホームページで確認できる。