JR三ノ宮駅南の複合商業施設「ミント神戸」（神戸市中央区雲井通7）内に6月17日、「VEGETABLE DINING　一根六菜」（TEL 078-271-1270）がオープンした。運営はイデアプラス（大阪市淀川区）。

　店舗面積は約40坪。席数は70席で、10人用の個室1室も備える。店内に2枚用意する黒板には当日の「おすすめ」メニューや季節のメニューを、同店スタッフが手書きで記す。店内に飾った野菜のオブジェや野菜の写真などはすべて同社スタッフの手作りによるもの。

　「ヘルシー＆ビューティー」をコンセプトに掲げる同店。メニューは「ベジブル蒸し鍋」（1人前＝1,580円）、「菜園サムギョプサル」（同＝1,680円）、「美人二色鍋」（同＝1,680円）など36種類。「一番多く注文を受ける」（店長の丸岡安代さん）という「美人二色鍋」は豆乳のスープとコラーゲンのスープの2色鍋で、つけだれのポン酢にはヒアルロン酸のジュレを加えている。アルコールドリンクは店名の由来となった7種類の国産野菜を使った梅酒「一根六菜」（500円）などのほか、ビールやワインなどもそろえる。ソフトドリンクは10種類。客単価は、ランチタイム＝1,200円、ディナータイム＝3,000円程度。

　丸岡さんは「『健康にいい』『美容にいい』とは言え、おいしくないものは提供しない。これから暑くなり、野菜を食べたくなる時期だからこそ、おいしくて体にもいいものを提供していきたい」と話す。オープンから1週間が過ぎた現在、利用客の9割は女性だという。

　営業時間は11時～22時30分（ラストオーダー）。