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神戸の古書店でアナログゲームイベント-現役女子高生ディーラーも参加

カードを配る現役女子高生ディーラー・はるさん

カードを配る現役女子高生ディーラー・はるさん

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 ボードゲーマー・高橋勝巳さん主催のアナログゲームイベントが2月25日、神戸・トアウエストにある「ザックバランな古本屋・トンカ書店」(神戸市中央区下山手通3)で開催された。

ボードゲーマー・高橋勝巳さんが景品にカードガードを持参

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 高橋さんは、2004年にドイツで開催されたボードゲーム世界選手権で3位入賞。以降、国内で開催されるボードゲーム大会で優秀な成績を収める。2008年からボードゲームの普及活動を始め、同店や「神戸アートビレッジセンター」(兵庫区)で定期的にイベントを開催している。「ドイツをはじめヨーロッパでは幅広い世代に人気のボードゲーム。デザイン性が高くゲーム構成もシンプルなものから高度なものまであり魅力的」と語る高橋さん。

 今回行われたのは、ラスベガスなど世界中のカジノで最もポピュラーなゲームの一つでポーカーの一種「テキサス・ホールデム」。参加者は同ゲームの初心者7人で、中には初めて参加する人も。ゲストにディーラー・徳江康之さんと現役女子高生ディーラー・はるさんを迎え、高橋さん指導の下で行われた。

 同ゲームは、国内で一般的に知られる「1人に5枚ずつ手札を配り数枚をチェンジし、役を作って強さを競う」ポーカーとは異なり、「1人に2枚ずつ手札を配り、ディーラーがテーブル中央に出す5枚のカードと手札を組み合わせて役を作り強さを競う」というルールで行う。

 最初は不慣れな参加者らだったが、回を重ねるごとに真剣な表情に。高橋さんが持参した景品のカードガード(ポーカープレー時に持ちカードが紛失しないようにのせるもの)を手に入れるために最後まで熱い勝負が繰り広げられた。

 「テキサス・ホールデムの競技人口は、アメリカだけで約5,000万人ともいわれている。アメリカとヨーロッパでは優勝賞金が1億円を越える大会が開催されており、中でも世界最大のポーカー大会では約15億円の賞金が用意されている。誰でも参加できるので、ぜひ挑戦してほしい」と話す高橋さんの言葉に参加者らは目を輝かせた。

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