![アートマーケットに参加する作家・山村幸則さんの作品「壷男」](https://images.keizai.biz/kobe_keizai/headline/1299246626_photo.jpg)
芸術と計画会議(C.A.P.)が主催する「CAPアートマーケット2011 ~産地直送、CAPがつくるアート市」が3月12日・13日、海外移住と文化の交流センター(神戸市中央区山本通3、TEL 078-272-2362)内の「C.A.P. STUDIO Y3」で開催される。
「アーティストは見せるだけでなく売ることを、鑑賞者は見るだけでなく買うことを少し意識しながら、作品を通してコミュニケーションができれば」と、2003年より同団体が開催している同イベント。以前は「アートフェア」として開いていたが、昨年から「アートマーケット」と名称を変更して開催する。
テーマは「産地直売」。毎日、同会場内アトリエで作っている作品を作家自身が同アトリエに展示し販売。来場者は各作家のアトリエを訪ね、作品を作った人と直接話をして気に入ったものを購入する。今年は単に販売するだけでなく「展示」にも力を入れ、しっかり作品を鑑賞できる空間も作る。
参加する作家は上村亮太さんや山村幸則さん、芳木麻里絵さんら40人以上。作品は絵画や立体展示作品などさまざま。
「関西に、どんな作家がいて、何を考えて、どんな作品を作っているのかを知る良い機会になれば」と期待を寄せる同団体ディレクターの下田展久さん。「気に入った作品に出合えたら、その作家の活動をずっと追いかけてみてほしい。きっとアートが生活の中で生きてくると思う」とも。
開催時間は、12日=12~19時、13日=11時~17時。入場無料。