神戸市内の6つのホテルが3月1日より、東日本大震災遺児を支援するチャリティー企画「グランシェフ チャリティーランチ」を提供する。
KOBEホテル6社会に加盟するホテルが主催する同企画。社会貢献活動の一環として、2000 年より各ホテル持ち回りで総料理長6人が共同で作る特別ディナーを提供する一夜限りのチャリティー晩餐会「グランシェフ6人の饗宴」を開いている。
参加するのは、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市中央区北野町1)、オリエンタルホテル(京町)、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ(東灘区)、神戸ポートピアホテル(港島中町6)、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(波止場町5)、ホテルオークラ神戸(波止場町2)。
11回目となる今回は、東日本大震災遺児を支援するチャリティー企画として行う。総料理長6人がそれぞれ、前菜、メーンディッシュなどのメニューを担当。地産地消をテーマに神戸・兵庫の食材をふんだんに使い、趣向を凝らしたメニューをプリフィクススタイルのランチコースとして提供する。同企画に合わせた公募を通じて採用された、神戸女子大学生によるオリジナルデザインラベルの「神戸ワイン(赤・白)」(グラス=500円)も用意。
神戸メリケンパークオリエンタルホテル・マーケティング課の内匠陽子さんは「阪神淡路大震災を体験した神戸のホテルだからこそ協力し合い、東日本大震災で被災された方々へ何かできたらという思いで、今回のチャリティーランチを企画した。兵庫の味を楽しんでいただきながら、被災地への支援になる活動にご賛同いただければ」と話す。
料金は3,000円。1食あたり260円を「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児の支援のための寄付に充てる。5月6日まで。