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神戸でトークイベント-「岩手のくらしと芸能」語り合う

岩手県大槌町「陸中弁天虎舞」(撮影=飯坂真紀さん)

岩手県大槌町「陸中弁天虎舞」(撮影=飯坂真紀さん)

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 神戸・新港第4突堤Q2上屋内の「CAP CLUB Q2」(神戸市中央区新港町4)で11月24日、アーティスト・高濱浩子さんがイベントナビゲーターを務めるトークイベント「岩手のくらしと芸能」が行われる。主催は「C.A.P.(芸術と計画会議)」(山本通3、TEL 078-222-1003)。

岩手県軽米町「山内神楽」(撮影=飯坂真紀さん)

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 高濱さんは1969(昭和44)年神戸生まれ。絵画を中心に国内外で作品を発表。幼いころから心に映るものを描き続けているという。また「表現の顕(あらわ)れ」として「言葉を紡ぎ」、対談などの活動も行っている。

 同イベントは、今年1月から開催されている「アーティスト高濱浩子の『はなしの旅』」6回シリーズの最終回。「野生」をテーマに行う同シリーズでは、これまで写真家の赤阪友昭さん、インド絵巻物師の東野健一さん、イラストレーター・絵本作家のWAKKUN(ワックン)さん、編集者の新井敏記さん(雑誌Coyote編集長)、アーティスト・ダンサーのYangjah(ヤンヂャ)さんがゲストで登場し、来場者延べ250人が訪れた。

 最終回のゲストは、北海道生まれ岩手県盛岡市在住で「『とりら』ふるさと岩手の芸能とくらし」編集長かつ画家の飯坂真紀さん。東日本大震災後特に沿岸の芸能支援に力を注いでいる飯坂さんと岩手に残る「人の姿」について語り合う。特別ゲストとして今秋東北の芸能を取材した写真家の赤阪友昭さんも迎える。

 高濱さんは「『はなしの旅』では、ゲストと私は帆を立てて、お客さんが風となり、行程のない旅を続けてきた。それは、それぞれの未来へのエッセンスを探すための時間だったように思う」と振り返る。「岩手沿岸部に残る『人の姿』をお届けする最終回。一変したふるさとの地を踏みならし、祈り舞い、自然の猛威を知る人たちが必要としてきた『芸能』を追う最後の旅を始める。ぜひご同行いただければ」

 開催時間は17時30分~19時30分(開場は16時30分、食事は終演後)。参加費は当日=1,500円、予約=1ドリンク付き1,500円、食事と1ドリンク付き2,500円。付録として高濱さんの作品カレンダーが付く。定員は60人。予約・問い合わせは、C.A.P.(info@cap-kobe.com)まで。

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