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神戸市、2012年度観光客数が過去最高に-市立博物館特別展などで効果

2012年に来場者数が増加した「北野工房のまち」外観

2012年に来場者数が増加した「北野工房のまち」外観

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 神戸市は6月12日、2012年度の神戸観光入込客数について発表した。

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 2012年度に放映された大河ドラマ「平清盛」の放映に合わせ、観光キャンペーン「KOBE de 清盛 2012」を展開していた神戸。市立博物館での特別展による来場者の大幅増や、人と防災未来センターの来場者が増加した。北野エリアでは一部減少した施設があったが、「風見鶏の館」や「北野工房のまち」などの来場者数が増加した。

 東日本大震災の影響などにより観光客が減少した2011年から大幅に回復し、観光地点で日帰り客1530万人、宿泊客445万人の合計1975万人となり前年よりも約126万人増加した。イベントや祭事は同キャンペーンなどの効果で1307万人となり、前年と比較すると60万人増加。観光地点合計と祭事やイベントの合計は3282万人となり、過去最高の観光入込客数を記録。観光消費額は約2,784億円に上った。

 産業振興局観光コンベンション部観光コンベンション課の石井さんは「今年は春に『umie』や『神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール』がオープンし、神戸駅周辺が盛り上がっている。神戸を存分に楽しんでいただけるよう、宿泊客を増やす施策として夜景観光にも力を入れている」と話す。「アクティブシニア層をメーンターゲットに掲げる『おとな旅・神戸』を企画中。神戸らしい歴史や文化、町並みを体験していただき、神戸の良さを知っていただくことでリピーターの獲得につなげたい」とも。

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