神戸・三宮の生田神社会館(神戸市中央区下山手通1、TEL 078-391-8765)1・2階で9月26日、「神戸鉄人伝」の原画展「とみさわかよの~剪画で描く神戸の芸術文化人~」が始まった。
2010年1月から、神戸のタウン誌「月刊神戸っ子」に「神戸鉄人伝」を連載している剪画(せんが)作家のとみさわかよのさん。同連載は、2014年4月に出版を予定しており、今回はそのプレ展示として開催する。
日本剪画協会会員・認定講師でもあるとみさわさんは神戸市出身・在住。1989年より石田良介日本剪画協会会長に師事。1993年「印象 神戸」絵画展入選。1995年の阪神淡路大震災直後の光景から実地取材に基づく制作なども行う。本年度の神戸市文化奨励賞も受賞した。
会場には、現代美術家の故・元永定正さん、ジャズピアニストの小曽根実さん、園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人さんなど、神戸の芸術文化を支えてきた「鉄人」の似顔絵35点を展示。生田神社境内を描いた作品(生田神社に奉納)も特別展示する。
とみさわさんは「神戸の芸術文化に貢献している方々を紹介する機会になれば」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。10月1日まで。