北野工房のまち(神戸市中央区中山手通3、TEL 078-200-3607)で1月7日、「新春書初め大会 作品展」が始まった。
同イベントは、同館で今月4日~6日に開催された「新春書初め大会」で書かれた作品約130点を展示するもの。作品は幼稚園、小学校、中学校、高校・一般の4部門に分けられ、部門ごとに最優秀賞を決定する。また、全作品から1人を「北野工房のまち賞」に選出し全ての受賞者には図書券を進呈する。
作品のテーマは自由。「名前でも何でもいい。そのときに思ったことを言葉に」(同館)ということから、展示作品は個性豊かなものばかり。大きく漢字1文字で「愛」や「夢」と表現する参加者もいれば、「神戸逸品北野工房」「笑う顔には福来る」など文字数の多い作品も。中にはローマ字やイラストで書かれた作品も並ぶ。
「北野工房のまち賞」に選ばれたのは「はるかぜ」という文字を書いた小学生部門の山口唱(うた)さん。事務局の西馬さんは選定の理由について、「どの作品も素晴らしく審査は難航したが、小学3年生なのに幼さを感じさせない、力強い字で書かれていたことが決め手となった」と明かした。
開催時間は10時~18時。今月19日まで。