神戸市営地下鉄大倉山公園駅近くの「神戸文化ホール」(神戸市中央区楠町4)中ホールで11月9日、「ミュージック&アートステージ」の本選が開催される。
2年に1度開かれる芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ2013」コンペティション部門の一つ。今年4月から5月にかけて「音楽界の既成概念を切り裂く、今までにない新しい芸術の創造による画期的なステージ提案」を募集、27組の応募があった。
入選者は「fishbowl」「かみあう歯車たち」「幻」など9組。神戸ビエンナーレ大賞には賞状とトロフィー、賞金50万円、準大賞には賞状と賞金30万円が贈られる。
同芸術祭の吉田泰巳総合プロデューサーは、「応募作品は『生演奏や音楽演奏とは異なったジャンルとのコラボレーション』『身体表現などの演技パフォーマンスのある生演奏』のどちらかを選択する。今回初めて開催するコンペティションに期待している」と話す。
神戸に芸術文化の力を結集してさらなる振興を図り、まちのにぎわいづくりや活性化につなげるための具体的な取り組みとして2007年に始まった同祭典。10月1日より第4回が開催されている。神戸らしい多彩な芸術文化に出合い感動や喜びを体感できる芸術祭として世界に発信していくという。12月1日まで。
コンペ本選は14時30分開演。入場料は1,000円。