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神戸・三宮の沖縄居酒屋が1周年-「神戸発沖縄の味を広めていきたい」

同店の奥田店長夫妻

同店の奥田店長夫妻

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 神戸・三宮の沖縄居酒屋「和琉酒菜 空(わりゅうしゅさい そら)」(神戸市中央区下山手通2、TEL 078-332-6988)が3月15日、移転オープンから1周年を迎えた。運営はシステム開発を手掛ける神戸デジタル・ラボ(江戸町)。

「人気メニュー」(同店)の「海ぶどう」

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 沖縄をイメージし、泡盛の酒甕(さかがめ)や三線(さんしん)などを飾る約20坪の店内に、テーブル24席とカウンター8席を用意。壁には常時約70種類を取りそろえるという泡盛や梅酒、焼酎などの瓶を並べ、店内モニターでは沖縄県について説明のナレーションが入った環境映像やエイサーまつりの様子を流す。

 「人気メニュー」(同店)は「海ぶどう」(500円)や「島らっきょう浅漬け」(500円)。あく抜きから店内で調理する「ソーキ」「三枚肉」「ラフテー」などの煮込み料理も注文が多いという。以前は皮をむいた状態のものを仕入れていたという「島らっきょう」だが、現在はおいしさを優先して手間のかかる泥つきのらっきょうを仕入れるこだわりも。客単価は約3,500円。

 平日はサラリーマンやOLの利用が多いという同店だが、土曜日は若いカップルも。20人以上40人までの貸し切りにも対応。人数や料理の内容は相談に応じる。

 同店の奥田伸広店長は「新しい出会いがたくさんあった1年だった。立地的に新長田の店舗には来ていただくのが難しかった方にも多くご来店いただけた」と1年を振り返る。「カウンター席ができたので、スタッフやほかのお客さまと話しながら泡盛を楽しんでいただく方も多い。お客さま同士の出会いの場となれていることもうれしい。今後は沖縄物産展へ出店するなど神戸発沖縄の味をもっと広めていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。1周年当日は来店客に「揚げたてさーたあんだぎー」(300円)をサービスする。

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