万年筆・文房具の専門店「ナガサワ文具センター」(神戸市中央区江戸町)が8月20日に発売予定だった「神戸ポートタワー」をモチーフにした限定生産の万年筆が、前日までの予約販売で完売していることが分かった。
神戸の街並みをさまざまな色で表現したオリジナル万年筆インク「神戸インク物語」を制作販売している同社。万年筆のボディーの色には「神戸インク物語」の「元町ルージュ」カラーをベースにポートタワーの魅力をレッドメタリックで表現したという。
神戸のランドマークとして愛される同タワーの開業50周年を記念し製作した同万年筆。生産本数は限定100本(ペン先幅はEF=20本、F=30本、MF=30本、M=20本)でシリアルナンバー入り。価格は17,000円(税別)。ペン先には、同タワーと神戸港の波を表現したオリジナルデザインを刻印した。
購入特典として「神戸ポートタワー無料入場券」と「神戸ポートタワーへの思いをしたためる180時の原稿用紙」がつく。原稿用紙には50周年を迎えた同タワーに対する応援メッセージや、同タワーの思い出などをしたため、郵送か持参で募集。寄せられた原稿用紙はアルバムにまとめて、同万年筆のシリアルナンバーNo.50とともに神戸ポートタワー内に展示するという。
同社商品開発室の竹内さんは「現在も購入に関する問い合わせをいただいているが、もう予約いただいた方にお渡しのみで、キャンセル待ちの状態。11月以降になるが、神戸ポートタワーでの展示も楽しみにしていただければ」と話す。