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神戸北野・ハンター坂「ペルージュ」がリニューアル-オーナーシェフ親子で

「ペルージュ」オーナーシェフ・栗岡敦さん(中)、マダム・晴美さん(右)、長男・昌史さん(左)

「ペルージュ」オーナーシェフ・栗岡敦さん(中)、マダム・晴美さん(右)、長男・昌史さん(左)

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 神戸北野・ハンター坂にあるフランス料理店「ペルージュ」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-242-4188)が2月15日、リニューアルオープンした。

「ハンター松野さんからの蝦夷鹿ロースト ブルーベリーソース」

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 5月10日で14周年を迎える同店。オーナーシェフ・栗岡敦さんの長男・昌史さんが現代アート美術館とホテルの機能を複合した「ベネッセハウス」(香川県)などのレストランで4年間の修業を終え神戸に戻ってきたことをきっかけに、古くなった店舗を全面リニューアル。白と木目を基調とした明るい店内はテーブルを大きくし、ゆったりと食事が楽しめる空間に仕上げた。半個室と大谷(おおや)石を使ったカウンターも新たに設け、シェフ自らが料理をサービスすることで来店客と調理場との距離がより近くなり、来店客との会話を楽しめるように工夫したという。

 店舗面積は18坪。ベンチソファ10席、カウンター2席、半個室4席を用意。最大16人までの貸し切りにも対応する。

 食材は提携した農家(西区)の野菜や果物、季節の魚介、エゾ鹿・子羊などの旬の素材を仕入れる。料理は、ディナーフルコース(1万円)のみ用意。2月26日からはランチフルコース(4,800円)も始める。ドリンクはグラスシャンパン(1,500円)、シェリー(900円)、ビール(600円)、グラスワイン(赤・白)など。ボトルワイン(赤=5,000円~、白=4,500円~)、ボトルシャンパン(8,500円)なども用意する。

 敦さんは「メリハリのあるクラシックな正統派のフランス料理に、息子の新しい感覚を取り入れた料理を提供していきたい。これからもお客さまの記憶に残る料理を作り続けたい」と話す。

 昌史さんは「今は父の仕事と味をしっかり覚え、伝承できるようにしたい。自分がおいしいと思うもの、見た目より味を重視し、ワインと合うしっかりとしたソースを使って今の風を取り入れつつ印象に残る料理を作っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、ランチ=12時~15時30分、ディナー18時~22時30分。水曜定休。

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