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神戸のミュージアムロード・オブジェ「サン・シスター」 愛称「なぎさ」に

ミュージアムロードのシンボル・オブジェ「Sun Sister(サン・シスター)」の愛称は「なぎさ」

ミュージアムロードのシンボル・オブジェ「Sun Sister(サン・シスター)」の愛称は「なぎさ」

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 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1)南側大階段下で11月7日、ミュージアムロードのシンボル・オブジェ「Sun Sister(サン・シスター)」の愛称決定セレモニーが行われた。

愛称決定セレモニーの様子

 今年6月、同館から神戸市立王子動物園までを結ぶ「ミュージアムロード」に、沿道のにぎわい創出につながるオブジェ第2弾として、高さ約6メートルの同オブジェが完成。過去・現在・未来を見つめ、希望の象徴としての「輝く太陽」を手に持ち、大地に立つ少女像を現代美術家のヤノベケンジさん(京都造形芸術大学教授)が制作した。

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 ヤノベさんは「水都大阪2009」で、火や水を噴く龍が乗るアート船「ラッキードラゴン」、巨大ロボット「ジャイアント・トらやん」などを発表し、2009年に大阪文化賞を受賞。2012年、大阪・南茨木駅前にある震災復興を掲げるモニュメント「Sun Child(サン・チャイルド)」を制作している。

 応募総数は1224件(うち県外からの応募は326件)。地元なぎさ小学校、渚(なぎさ)中学校を含め3歳の子どもから97歳までの応募者から愛称が寄せられた。選考の結果、愛称は「なぎさ」(表記は子どもにも分かりやすい平仮名)に決定。地元に「なぎさ」を冠した施設が多いなどなじみやすくミュージアムロードのシンボル・オブジェにふさわしいこと、柔らかく優しい響きで、海(渚)に向かって立つオブジェのイメージと合うという理由から選んだという。

 当日は、ヤノベさんと愛称採用者4人(灘区在住2人、中央区在住1人、宝塚市在住1人)を招き愛称を発表。採用者にはヤノベさんと同館の蓑豊館長から記念品が贈呈された。

 ヤノベさんは「震災20年という節目の年ということでいろいろな思いを込めて制作した。『サン・シスター』は、2012年に制作した『サン・チャイルド』よりもちょっとお姉さん。この像が地域の皆さんに受け入れられるだろうかという不安もあったが、愛称募集で1200件以上の応募があり、とてもうれしかった。今日、名付けてくださった皆さんがここに集まり、時間を共有できたこと、思いが聞けたことでこの作品がようやくこの地に降り立ったんだなと感じた」と話す。

 今後は、ミュージアムロード周辺地域での「ミュージアムロードのオブジェを巡るラリー」(11月30日まで)、同館アトリエでのオブジェを題材とした子ども向けワークショップ(12月23日)、神戸市立王子動物園ホールでの地域団体によるワークショップ「サン・シスターのクリスマスブーツを作ろう」(11月21日)などのオブジェ活用イベントも行う。問い合わせは「神戸県民センター県民交流室」(TEL 078-361-9628)まで。