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神戸で播州織ランウェイファッションショー 地元ミュージシャンとコラボ企画も

ワークトゥギャザーロックトゥギャザーの前川拓史さん(右)と神戸国際会館の荒木徹さん(左)。撮影場所=「じばさんele」

ワークトゥギャザーロックトゥギャザーの前川拓史さん(右)と神戸国際会館の荒木徹さん(左)。撮影場所=「じばさんele」

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 神戸・三宮の神戸国際会館こくさいホール(神戸市中央区御幸通8)で2月28日、ランウェイファッションショー「播州織コレクション2016」が開催される。主催は公益財団法人北播磨地場産業開発機構(TEL 0795-22-7676)。

播州織の加工工場を見学する「にこいち」

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 同ホールでの開催は今年で2回目。プロデュースは、神戸市に拠点を置くセレクトショップ「乱痴気(ランチキ)」と、兵庫県内の地場産業とタイアップし商品開発をするライフスタイルショップ「じばさんele(エレ)」のディレクションを行う「ワークトゥギャザーロックトゥギャザー」の前川拓史さん。

 参加デザイナーは、東京を中心に活躍するブランド「NuGgETS(ナゲッツ)」の小法師隆平さんと兵庫県を中心に活躍するブランド「niki*(ニキ)」の大塚美智代さん。「播州織」を用いた2つのブランドとコラボレーションすることにより、ブランドの世界観と播州織の素材力を、ファッションショーを通じ発信する。

 当日は、同ホールのホワイエで播州織を展示。ショーで発表した作品はイベント後、同館内「SOL」地下2階の「じばさんele」で販売するほか、神戸市内と全国のセレクトショップで販売する予定。

 今回は、ショーのエンディングにミニライブを開く初めての試みも行う。神戸出身で地域に根差した活動を行うアコースティックデュオ「にこいち」が播州織の衣装を着て登場する。

 これまでも、「じばさん×にこいち プロジェクト」として、播州織の産地・西脇を訪問し加工工場を見学、同館での播州織ワークショップ参加、同館大階段でのフリーライブ時には播州織のストールを巻いて登場するなど、「じばさんele」の案内役として活動してきた。3月5日には、同ホールでワンマンコンサート(17時~、4,800円、全席指定)を初めて開く。

 前川さんは「ランウェイファッションショーはプロ向けの開催が多く、一般の方がご覧になる機会は少ないと思う。今回は兵庫県北播磨地域で製造される播州織を使った洋服を紹介する。一般的にシャツの生地などのシェアは80%くらいが西脇を中心とするこの地域だが、販売されている商品のどこにも表記していないので、なかなか知っていただく機会がない。今回のようなコレクションを通じて一般の方に身近に感じていただき、良さも知っていただければ」と話す。

 開催時間は、14時15分開場、15時~15時30分。入場無料。

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