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三宮センター街2丁目の地面にアート作品収蔵 11作品目

地面に収蔵された作家・加藤委(かとうつぶさ)さんの陶芸作品「神戸サンカクノココロ」

地面に収蔵された作家・加藤委(かとうつぶさ)さんの陶芸作品「神戸サンカクノココロ」

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 神戸・三宮センター街2丁目(神戸市中央区三宮町2)で4月2日、「ストリートミュージアム作品収蔵式典」が行われた。

作家・加藤委(かとうつぶさ)さん

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 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた三宮の復興をアートの力で支え恩返しようとアートストリート構想を推進している三宮センター街。2丁目では道幅8.5メートルの通りを生かして、2006年3月より毎年アート作品を1点ずつ地面に収蔵している。

 11作品目となる今回は、岐阜県の作家・加藤委(かとうつぶさ)さんが「生きる力を表現した」という陶芸作品「神戸サンカクノココロ」が収蔵された。

 加藤さんを招き行われた式典では、主催者である三宮センター街2丁目商店街振興組合の久利計一理事長をはじめ、加藤さん、神戸の児童男女2人、久元喜造神戸市長、ANA神戸空港地上スタッフ、ANA機長による除幕式を開催。1829年に刊行されたゲーテの長編小説「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」の一文を日本語に訳し加藤さんが書き上げたびょうぶ作品を展示したステージでは、久利理事長から加藤さんへ記念品と感謝状が贈呈された。

 ステージ上のあいさつで「神戸は20歳の時に初めて今の奥さんである彼女と旅行で来た場所」と明かした加藤さん。当時のエピソードを笑顔で話した後、「思い出の場所・神戸でこれだけ多くの皆さんと顔を合わせて話ができるようになるとは、20歳の時には考えもしなかった展開」と語った。

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