NPO法人スポーツ・ビジネス・サロン(神戸市中央区楠町2)は来年1月に開催する「神戸スポーツ映画祭!2017」で初のコンペティション部門を設ける。現在、作品を募集している。
400人以上が来場した今年2月の開催に続き、2回目の開催となる同映画祭。コンペティションの開催は初めて。日本の映画発祥の地であり、サッカーやゴルフ、マラソンなど各スポーツ競技の日本発祥の地とも言われる神戸で映画祭を開催することが、神戸を盛り上げるきっかけになればと企画した。会場は元町映画館(元町通4)。
応募条件は、スポーツをテーマにした作品で、2014年以降に完成していること、30分以内の作品であることなど。10月上旬から1次・2次審査を開始、1月に行う最終審査では2次審査を通過した入選作品の中から当日の観客の投票と2次審査までの点数で最優秀賞を決定。最優秀作品賞には記念品と副賞5万円が贈られ、同映画祭で上映される。
同法人の塚田義さんは「劇場で一般上映されている作品はメジャーな競技が多いので、メジャーではない競技がテーマだと新鮮かもしれない。スポーツっていいなと思える熱い作品をお待ちしている」と話す。「映画祭の開催で日本のスポーツと映画発祥の地としてのイメージ付けをしたい。スポーツや映画に関する新たなコンテンツやサービスを創発できるきっかけになれば」とも。
受付期間は9月30日まで。応募規定などの詳細は同映画祭公式サイトで確認できる。