神戸ポートアイランドの「バンドー神戸青少年科学館」(神戸市中央区港島中町7)で7月24日、「ロボットと創る未来 宇宙飛行士講演会」が開催される。
夏休みに合わせて同館が行う夏の特別展「ロボットと創る未来」の関連イベントとして小学生を対象に開く同講演会。2005年にスペースシャトル「ディスカバリー号」によるミッションに参加し3回の船外活動を実施した宇宙飛行士・野口聡一さんが「国際宇宙ステーションとロボットアーム」をテーマに講演する。
同館の松尾美香さんは「特別展がロボットをテーマにしているので、野口さんには『きぼう』日本実験棟ロボットアームの子アーム取り付けや実験運用などの経験を話していただく。宇宙飛行士の講演を直接聞ける機会は少ないので、宇宙やロボットに興味のある方に、ぜひ聞いていただければ」と参加を呼び掛ける。
少子高齢化に伴う医療・介護分野や産業分野、災害分野などさまざまな分野でロボットへの期待が高まる昨今の状況を踏まえ、人とロボットが作り出す近未来への創造を広げ興味を喚起することを目的に開く同展。ヒューマノイド型、生活支援型、災害対応型、宇宙・深海探査型など実際の現場で活躍するロボットを実物展示する。
講演会の開催時間は14時~15時。応募は7月11日まで。応募方法などは同館ホームページで確認できる。